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日時・場所
2023年5月14日 13:00 – 2024年1月14日 17:00
梅古庵農園, 日本、〒630-2302 奈良県奈良市月ヶ瀬尾山2263
参加者
イベントについて
月ヶ瀬では毎年梅の花が綺麗に咲きます。五月川を眺める美しい渓谷と梅の香り漂う早春の空気は古来より人々を魅了し、現在でも観光地として多くの人が訪れますが、この1万3千本の梅はもともと烏梅製造の為に植えられたものです。
烏梅(うばい)とは梅を伝統製法で加工したものです。遣隋使が薬として日本に伝え、紅花染めや口紅の媒染剤にも利用されました。かつて烏梅は高値で取引され、月ヶ瀬で400軒もの生産者がいましたが、明治時代に発明された化学染料によって烏梅の需要は急速に低下し、売れなくなりました。生産者は次々にやめていきましたが、梅古庵ではたった一軒になった戦後以降も毎年烏梅を作り続けています。
化学染めが主流の現代、烏梅を媒染剤にした昔ながらの紅花染めは、手間暇がかかる上に原料も高価で、少なくなりました。けれども烏梅を使った染物はとても美しく、手作業で丁寧に紅花を搾り、白の生地を美しい紅色に染めた時の感動は格別です。
このイベントでは、年々増える耕作放棄地を活用する為、大豆を栽培して薬膳味噌作りワークショップも行います。
この活動に共感し参加してくれる方を募集します。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
※栽培状況によって日程が変わる場合があります。
※収穫状況によって仕入れた大豆で薬膳味噌作りを行う場合があります。
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