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4月02日(日)

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梅古庵農園

紅花栽培と染物コース

紅花を一緒に栽培して、収穫後に紅花染めを行います。 紅花栽培を学び烏梅と紅花と灰だけを使う伝統的な紅花染めを体験できます。

紅花栽培と染物コース
紅花栽培と染物コース

日時・場所

2023年4月02日 13:00 – 2023年12月03日 17:00

梅古庵農園, 日本、〒630-2302 奈良県奈良市月ヶ瀬尾山2263

参加者

イベントについて

月ヶ瀬では毎年梅の花が綺麗に咲きます。五月川を眺める美しい渓谷と梅の香り漂う早春の空気は古来より人々を魅了し、現在でも観光地として多くの人が訪れますが、この1万3千本の梅はもともと烏梅製造の為に植えられたものです。

烏梅(うばい)とは梅を伝統製法で加工したものです。遣隋使が薬として日本に伝え、紅花染めや口紅の媒染剤にも利用されました。かつて烏梅は高値で取引され、月ヶ瀬で400軒もの生産者がいましたが、明治時代に発明された化学染料によって烏梅の需要は急速に低下し、売れなくなりました。生産者は次々にやめていきましたが、梅古庵ではたった一軒になった戦後以降も毎年烏梅を作り続けています。

化学染めが主流の現代、烏梅を媒染剤にした昔ながらの紅花染めは、手間暇がかかる上に原料も高価で、少なくなりました。けれども烏梅を使った染物はとても美しく、手作業で丁寧に紅花を搾り、白の生地を美しい紅色に染めた時の感動は格別です。

烏梅と紅花と灰だけを使った伝統的な染物を残すため、原料の紅花を種から育て、収穫した紅花を使って染物ワークショップを行います。年々増える耕作放棄地で花を咲かせます。

この活動に共感し参加してくれる方を募集します。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

※栽培状況によって日程が変わる場合があります。

※収穫状況によって仕入れた紅花で染物教室をする場合があります。

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